語彙・ボキャブラリー(8)

ここまで基本単語をpassiveだけでなくactiveにも習得していくということをお話ししてきました。お気づきと思いますが、そこで私は、一部を除いては、特に語彙習得専用に新しいやり方を追加して説明していませんよね。殆どが以前のページで取り上げたことのある内容ばかりです。

  • そしてそれが私が今まで一貫して言っている「語彙を習得するための独立した作業」というのはそれほど必要でも重要でも無いと言ってきた所以です。
  • おさらいすれば:

    • まず殆どの人が語彙として習得すべきは基本単語
    • そしてpassiveだけではcommunication toolとしては不十分ということ。Make them active
    • そのためにはcontextの中で有機的に習得する必要があるということ
    • そしてとにかく何度もそれらにいろいろな形で触れ続ける必要があるということ。一夜漬けでは定着しない
    • 結局、多読(英英の多読?も含めて)が主体で多聴で音の確認という形に集約される
  • 世の中には語彙を取り上げていろいろな学習方法が展開されています。しかし少なくとも「本当に使う必要のある」英語にはこういった姿勢が必要だと思います。
  • さて、まだひとつだけお話ししていないことがあります。「何のために」ということです。次のページでそのお話をしましょう。